東日本大震災で福島原発が水素爆発してから、3ヶ月を経過した7月にあるニュースが飛び込んできた。
原発問題はこんなところにまで影響を出している。
福島競馬場(場所 福島市)では今年いっぱい開催中止が決定したのです。
福島市は内陸であり、震災の被害と言うのは沿岸部に比べてかなり少なかった。
しかしながら、盆地と言う地形が放射線量を高くしてしまっているのだろう。
競馬場には芝コースがあり、その芝コースの張り替え作業が行われていると言う。
7月中には張り替え作業が終了する予定にはなっているようだが、その後もダートコースの砂の入れ替え作業などが行われるようである。
福島競馬場の被害と言えば、スタンドの天井が崩落、馬券の計算機が故障した程度。
本来なら、天井など異常があった部分のみ修復すれば開催出来ている状況。
それなのに、競馬場は再開できない。
競馬場で働く人々、競走馬達はどんな思いをしているのだろう。
収束が見られない状況で、芝の張り替えなどを行った所で、また放射線量が貯まると言う事はないのだろうか。
震災前は、多くの人が福島競馬場に足を運んで活気づいていた。
今では、その状況が懐かしく再開できない状況はとても心苦しい。
馬たちは、その間どんな生活を送っているのだろうか。
一日も早く震災前のような活気を福島競馬場は取り戻して欲しい。
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